*MDGs(エム・ディー・ジーズ)
***MDGs(エム・ディー・ジーズ)***

 MDGs(エム・ディー・ジーズ)とは、Millenium Development Goals(ミレニアム開発目標)の略称です。ミレニアム開発目標とは、「2015年までに世界の貧困を半減する」ことなどを目指す、期限付きの8つの目標(ゴール)です。


  ゴール1:貧困と飢えをなくそう
  ゴール2:初等教育をうけられるようにしよう
  ゴール3:ジェンダーの平等を進めよう
  ゴール4:子どもの死亡率をへらそう
  ゴール5:妊娠・出産にかんする健康を改善しよう
  ゴール6:感染症などの病気が広まるのを防ごう
  ゴール7:環境の持続可能性を確保しよう
  ゴール8:世界の一員として、先進国も責任をはたそう


***MDGsの誕生***

 2000年9月、国連ミレニアムサミットに集まった147の国家元首を含む189の加盟国は、「ミレニアム宣言」を全会一致で採択しました(日本からは故橋本首相が出席しました)。
 ミレニアム宣言において、各国は「世界中の一人一人に、尊厳を有し、飢餓がなく、暴力、抑圧・不公平の恐怖から解放されて、人間らしく生きる権利がある」ことを確認し、そのための目標としてMDGsを策定しました。

▲ミレニアム宣言(全文)

2008年はMDGs達成の中間年*

 2008年はMDGs達成期限までのちょうど中間の年に当たります。
2007年7月、国連は、MDGsの進捗状況の報告書を発表しました。それによると、一部の目標においては進展が見られる一方で、このままではサハラ以南のアフリカでは、ほとんどすべての目標において達成が困難と見込まれています。
 ただし、アフリカ諸国が政府の強いリーダーシップや健全な政策をとり、また、先進国が途上国のニーズにあった財政・技術支援を行えば、まだまだ目標を達成することは可能であるとも報告されています。

 MDGsを公約した各国政府に対して、その達成に向けた努力を強く促すことは、市民社会の重要な役割です。特に、MDGsの8つめの目標では、「世界の一員として、先進国も貧困解消に向けた責任を果たす」ことが掲げられています。MDGsは、日本に生きる私たち一人一人の課題でもあるのです。
 私たちはTICAD IVとG8サミットが開催される今年、政策提言活動とキャンペーンを通して議長国である日本政府をはじめ、G8のリーダーたちにMDGs達成に向けた具体的な政策をとるよう求めていきます。

*中間年について
2001年を開始年とした場合です。
2000年を開始年、2007年を中間年とする見方もあります。


ほっとけない世界のまずしさ より抜粋
ほっとけない 世界のまずしさ